「日本橋 本陣房」様は日本橋駅から徒歩1分、東京駅八重洲口から徒歩3分とオフィス街に位置し、中央通りの反対側にはデパートなどの商業施設が立ち並ぶ銀座界隈、東京の中心エリア。
広々とした店内のホール中央にはテーブル席があり、その周りを取り囲むようにいくつもの個室がある造りで、全70席の大型店舗です。
地下1階には姉妹店の「日本橋本陣房 はなれ」様があり、お昼はうどんをメインに営業されております。
お店の入り口には、「本日の日替わりメニュー」があり、ランチでは「まかない丼ともり/かけそば」(税込み1,000円)と「大海老天重ともり/かけそば」(税込み1,300円)がお昼の定番。
昼メニュー
当日のおすすめランチ「まかない丼ともり/かけそば」は、柔らかな牛すじとゴロっと大きなジャガイモ、ニンジンの入ったカレーともりそばでした。絶品オリジナルカレーとお蕎麦両方ともボリュームがあり、大満足(税込み1,000円)。
本陣房看板メニュー「まる本そば」。大海老天、栃尾油あげ、揚げ餅、九条葱、どんこ椎茸、かまぼこ、わかめの7種類全部のせと豪華。冷と温を選べます(税込み1,400円)。
日中、少し暑くなってきたこの季節にぴったりの「ごま酢ぶっかけ蕎麦」は、鴨の燻製、九条葱、胡瓜、海苔、温玉とこちらも具沢山で、その上からさらに自家製のごま酢をたっぷりかけて。ごま酢と蕎麦の相性がバツグン(税込み1,300円)。
大きな海老が3尾と迫力のある「海老天もり」は海老の他に、季節野菜もあり、もりそばはせいろが2段重ねと、とても食べ応えのあるメニュー。蕎麦の量は茹で前で200g(茹で上がり約300g)もあります(税込み1,600円)。
「特上天丼とお蕎麦」。大きな丼からはみ出る天ぷら、海老が2尾、南瓜、茄子、ピーマンとボリューム満点の特大天丼でした。蕎麦とのセットで見た目もお腹も大満足(税込み1,900円)。
お酒メニュー
常時、日本酒が60種類、焼酎は80種類とお酒好きにはたまらないラインナップです。特に日本酒には力を入れております。今後は「専門店しか生き残っていけない」と考える瀧澤社長、「日本酒の専門店はあるようでほぼ無い」という所に目をつけ、お蕎麦はもちろん、日本酒のラインナップも充実させ、蕎麦と日本酒の専門店としても多くのリピーターに喜ばれております。
夜メニュー
本陣房さんの夜営業では約9割のお客様が、コースメニューを選ぶそうです。ここ「日本橋本陣房」と「本陣房はなれ」の2店舗分は、大型店舗という事もあり、単品でのロスを少なくするため、なるべくコースメニューを選んでいただける価格設定としております。お客様はその時のシーンに合わせたコースを選ばれるそうなので、どのコースも人気です(本陣房コース 税込み7,500円)。
コースの前菜はホタルイカの酢みそ和え、生しらす、塩辛の三種。新鮮美味。
大きな器に大盛のシーザーサラダはシャキシャキの野菜にクルトン、温泉玉子、粉チーズをのせて老若男女に好まれるサラダとなっております。
お造りは、その日の朝に市場で仕入れた新鮮な魚を味わえ、とても人気があります。キレイかつ豪快な盛付けで鮮やか、見た目も鮮度も間違いなしの一皿。
地鶏の塩焼きは皮はパリパリ、身はジューシーに焼けた地鶏。程よい塩味と柔らかな鶏肉がビールや日本酒がすすみます。
蕎麦屋の定番玉子焼き、厚く焼かれた玉子焼きは箸を入れると出汁がジュワ―っと染み出て美味しさ倍増。
たっぷりの刻み葱が乗った栃尾の油揚げ。専用の汁を上から豪快にかけてかぶりつきます。
〆の蕎麦と天ぷらは大海老と南瓜の盛り合わせ。写真は6人前です。サクサクの衣にプリッとした食感の大海老とホクホクに揚がった南瓜と蕎麦で味もボリュームも大満足コースでした。
コース料理の締めのお蕎麦は、せいろとかけになりますが、追加で玄蕎麦を石臼で挽いた「田舎せいろ」と、生の柚子皮をペースト状にして練り込んだ「ゆず切りせいろ」も注文しました。太打ちでインパクト抜群の田舎せいろ、食べた瞬間口いっぱいに広がるゆずの香りが印象的なゆず切りせいろも、とても美味しく、人気のメニュー。蕎麦打ちは入社3年目の本田さんの仕事です↓。
本田さんはコロナ過で空いた時間に蕎麦の手打ちを猛特訓し、現在は「本陣房はなれ」の料理長です。スピーディーにそば打ちをする姿は迫力があり、蕎麦打ちに対する並々ならぬ情熱を感じられました。
レジ横お持ち帰り土産も人気です!
店主の一言
美味しいものを提供するのは当たり前。値段以上の価値を出すことやお客様に満足を感じてもらえることを、常日頃から考えております。日本の文化「蕎麦切り」を生業としている以上、この先も永く続けられる商売ですが、お客様の味覚も年々進化していきます。当店の味もそれに伴い進化させていくことを常に考えており、提供する料理の「ストーリー」を組み立て、最後にお蕎麦で楽しんでもらうことでまた足を運んでいただく。商売の基本はシンプルが理想ですので忘れてはならない大事な部分です。
瀧澤社長はお客様目線で常に考え、料理の提供の仕方や魅せ方など、ご来店いただいたお客様の大切な時間の中で、いかに印象に残せて満足いただけるかというお話を聞いてとても感動しました。今はネットで様々な飲食店の情報が簡単に見ることができる時代ですが、瀧澤社長は現在でも年間400軒以上を食べ歩くそうで、メニューや料理内容、提供方法など、日ごろから研究を怠らないという姿勢が、日本橋本陣房を進化させているのだと感じました。また、お客様がたくさん食べたいと思うメニューはあえて多く盛りつけたり、逆に少しつまめば満足というメニューは量を控えめにしたりとボリュームに強弱を付けることで、お客様が喜ぶ顔を第一に考えている気配りを感じました。社員教育も徹底され、アルバイトのスタッフさんたちまでもその日の売り上げを気にするほど「全員でお店の売り上げをつくろう!」と一致団結していることに驚かされました。
お客様に喜んでもらい、なおかつお店の売り上げにも瀧澤社長と全社員が同じ思いで目標に進んでいることが、商売繁盛に繋がる答えだと思いました。
店名 | 本陣房(ほんじんぼう) |
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住所で探す | 〒103-0027 東京都中央区日本橋2丁目2−16 [GoogleMAPを開く] |
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営業時間 | 11時30分~14時30分 17時30分~22時00分 |
定休日 | 土曜・日曜・祝祭日 |
営業形態 | 店内(100席) |
※新型コロナウイルス感染拡大等により、営業時間・定休日が記載と異なる場合がございます。ご来店時は事前に店舗にご確認ください。